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コラム

ホームページって社内で作れる?制作の流れと方法を徹底解説

ホームページ制作
作成 2024.11.28最終更新 2025.11.12
ChiNami@Land-circle

会社の設立や新サービスのリリースで「ホームページを作りたい!だけど、いきなり予算はかけられない。」という状況、あるんじゃないでしょうか?
そんな時、「コストを抑えるために社内でホームページを作れないのか?」と考えた方もいらっしゃると思います。

この記事では、
・ホームページを制作する基本的な流れ
・社内でホームページを制作する方法
・外注との違い
・メリット、デメリット
を初心者の方にもわかりやすく解説します。
自社でホームページの制作を検討されている代表者やご担当の方は、是非、参考にして「自社で作った方がいいのか」「制作会社に依頼した方がいいのか」を判断する際のヒントにしてください。

この記事の目次

なぜホームページを作るのか?ホームページを作る目的を明確にする

「パンフレット代わり」、「新規問い合わせ窓口」、「ネット販売」、「顧客サポート」など、様々な役割のホームページが存在します。自社で制作するホームページでは何がやりたいのか、一番ホームページに求めているものは何なのか、まずはその目的を明確にしましょう。

目的が明確になったら、次に下の項目について考えましょう。

ホームページのメインターゲットは誰なのか
・メインターゲットに何を伝えたいのか
・メインターゲットにどう行動してほしいのか

これらはホームページを制作するうえで土台になる部分です。
具体的な制作に取りかかる前にしっかりと考えをまとめておきましょう。

目的のためにどのようなコンテンツや機能が必要なのかを検討する

前の段階でまとめた内容をふまえて、ユーザーが求めている情報をスムーズに得られるように掲載するコンテンツや機能を検討します。

例えば、
・サービスの信頼性を強調したい = 導入の実績やお客様の声を掲載
・ターゲットは個人。スマートフォンでの閲覧が多いはず = スマートフォン最適化が必要
・ユーザーへのお知らせをよりスピーディーに = 自社内で更新したい = CMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入
など。

掲載情報をまとめたワイヤーフレームを作成する

ホームページの各ページに掲載する情報やレイアウトをまとめたものをワイヤーフレームと呼びます。
各ページの設計図のようなものですね。
掲載する文章や画像を整理して、ページごとのワイヤーフレームを作成していきます。

ユーザーが迷わず目的の情報に辿り着けるようにホームぺージ全体の動線を意識してワイヤーフレームを作成していきます。

各ページのデザインを制作する

ワイヤーフレームや使用画像の用意ができましたらホームページのデザイン制作に進みます。

下記がデザイン制作の際に使用される代表的なソフトです。

・Adobe Photoshop(有料)
・Adobe Illustrator(有料)
・GIMP(無料)
・Figma(無料プランあり)

デザインは「情報の伝わりやすさ」「目的達成のしやすさ」を両立させることが重要です。

ドメインとサーバーを用意する

ホームページをインターネット上に公開するにはドメインサーバーを用意する必要があります。
ドメインは年間数円〜数千円程度、サーバーは年間数百円〜用意することができます。
企業のホームページでは、ホームページに組み込む機能や想定されるアクセス数、安定性、サポートの充実などによって選定します。

コーディング作業を行う、CMSを導入する

各ページのデザインデータやドメイン・サーバーが用意できましたら、コーディングを行います。
コーディングとは作成したデザインをもとにホームページデータ化することを指します。
HTMLやCSS、JavaScriptといった言語を組み合わせて、はじめて「ホームページ」になります。

WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入する場合には、サーバーへのプログラムのインストールデータベースの用意などの作業も進めていきます。

また、コーディング時にページ内へのタグ設定アクセス解析の設置などを行ってしまうこともあります。

動作テスト・チェックを行う

コーディングやCMSの導入が完了したら、動作のテストやチェックを行います。

・誤字脱字、表記ゆれはないか
・設定したリンクが切れていないか
・代替テキストやタイトルは正しく設定されているか
・メールフォームが送受信できるか
・CMSで想定しているように更新できるか
・いろいろなブラウザで崩れなく表示されているか
・スマートフォンでの見え方は問題ないか
・SSLが有効になっているか

などをチェックしていきます。

ホームページの公開作業

動作テストやチェックを終えましたら実際にホームページの公開作業を行います。
公開後には再度メールフォームの送受信やSSLが有効になっているかなどのチェックを行います。

サイトマップの登録Googleへのクロール申請も忘れずに行います。

公開後のホームページ運用

ホームページは「作って終わり」ではなく、公開後には下記のようなことを行っていきます。

コンテンツを更新する
お知らせや製品情報、サービス情報などを常に最新の情報に更新して、ホームページに訪れたユーザーに最新の情報を伝えます。

セキュリティチェック
定期的にセキュリティに関する情報をチェックし、それらをホームページにも反映させます。

アクセス解析とデータ分析
ホームページのアクセス解析を行い、ホームページに訪れたユーザーの行動などを定期的にチェックします。
チェックしたデータを基にホームページを修正したり、新たなコンテンツを追加するなど、ホームページを改善していきます。

バックアップと復旧の管理
ホームページのデータのバックアップを定期的に行います。
特に導入しているCMSが破損してしまった際にはバックアップをとっていない場合には復旧作業を行えないためしっかり対応します。万一の際にはバックアップしたデータから復旧します。

「まとめ」結局、自社内で作るのが良い?外注が良い?それぞれのメリット・デメリット

ここまで読んでいただいた方は薄々感じていると思いますが、
実はホームページを作ること、そして作った後に運用していくことは、やることが非常に多くて大変なんです。。

もしも自社内で制作や運用をする場合には

・社内にホームページの専門知識を持った社員さんがいること
・その社員さんがホームページを制作するために時間を割けること
・継続的にホームページを運用できること

これらが大前提となります。

その上で、自社内で作る場合と外注する場合のメリット・デメリットをまとめてみました!

    自社内で作る場合と外注する場合のメリット・デメリット

    ホームページを自社で制作

    〇メリット:
    ・外注費をかけずに自由にゼロから作っていくことができる
    ・ランニングコストを抑えて運用できる(ドメイン・サーバー費用程度)
    ×デメリット:
    ・制作や運用を対応する社員の負担が増える
    ・専門的な知識やセキュリティに関して勉強し続ける必要がある
    ・第三者目線で作っていないので、伝えたいことを掲載しているだけのホームページになりがち

    ホームページを外部に委託

    〇メリット:
    ・社員の負担が少なくなる
    ・デザイン面や機能面のクオリティを高くすることができる
    ・セキュリティ対策がしっかりしている
    ・公開後のメンテナンスや相談などが気軽にできる
    ×デメリット:
    ・制作する際や運用にコストがかかる

自社内にホームページの制作や運用を行える社員、そして制作や運用に時間を割くことができる社員がいるかどうか。それとホームページにかけられる予算をどのくらい確保できるか。
この2つのバランスによって社内で作成するか外注するかを検討するのが良いと思います!

ランドサークルではお客様がホームページを作る目的を
しっかりヒアリングした上で最適な構成や機能を実装したホームページを制作しています。
「新規でホームページを制作したい!」というお客様も、
「現在のホームページをリニューアルしたい!」というお客様も、
是非、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人
ChiNami@Land-circle

株式会社ランドサークルのコラム編集担当。
Webやホームページに関連した情報を定期的に発信しています。

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